はじめに
みやぞんのトークショーを聞きに行ったら、テレビでは見ることができない一面を見ることができました。
みやぞんが語ったのは、苦手なものは避ければいいこと、笑顔でいると、運が増してうまくいくことでした。
トークの抜粋
小学生の時みやぞんは、夏休みを楽しく過ごすために、担任の先生に「僕は夏休みの宿題はしません」と宣言。
英語は勉強しなかったけど、「同級生の中で一番海外に行ってる」。
「√3+√2が分かる人いますか」と会場に聞いて返事がないと、「0でいいんです」。「好きな人はやればいいんです」とも。
プロのアスリートは皆努力をしているけど、本番で成績が残せるのは運が味方した人。
運をよくするにはどうしたらよいか。それが笑顔。
就職試験でも、笑顔の人が採用される。
障害福祉、電器屋、廃品回収、花売り、うなぎ屋などいろいろな仕事をしたが、活気があるのでたくさん売った。
笑顔でいると、運が増していく。
疲れても嫌なことがあっても、笑顔で「感謝」、「幸せ」と言っていると、神様が見ていて背中を押してくれる。
だまされたと思って、やってみて。
今日できなくても悔やまず、できないのが普通だと思って。月に1回でもできたらok。気楽な気持ちで。
「幸せだなー」と言えば、今から変わる。
「夢が叶ったら幸せ」でなく、「今幸せ」。
苦手なもの(人)は、「いらないもの」、「神様が避けなさいと言っている」もの。
笑顔でいようと、強く思って。人に「おかしい」と言われてやめるのではなく、その人を笑顔にするんだという強い気持ちで。
「また会いたい」と思ってもらえる人になって。
蛇足ながら、いくつか
ウィキペディアでANZEN漫才を検索すると、テニスで成績を残したりしているから、嫌いなことを避けながら、好きなことはかなり打ち込んでいたのでしょう。
医学や一部の心理学の世界では、エビデンス(客観的な証拠)を重視します。
みやぞんの話は全くエビデンスのない主張ですが、実物の笑顔のみやぞんを見ながら話を聞いていると、実感として納得できてしまうのでした。
心理学の世界に、ジェームズ・ランゲ説という「泣くから悲しい」説がありますが(エビデンスは一進一退のようですが)、いつもの笑顔で会場を回って聴衆とハイタッチをしながら、みんなを笑顔にしていくみやぞんを目の当りにして、がんばって笑顔を作ってみようかなと思いました。
心理療法の中には、問題に真正面から取り組んで改善を図るのは難しいけれど、自分の中に良い循環を作って、問題を問題でなくならせてしまったり、追い出してしまったりという考え方があります。
そんなやり方を連想させるみやぞんの話でした。
みやぞんが写真撮影okにして、会場ハイタッチして回るときに撮った写真を、スマホの壁紙にしてしまいました。
もう少しみやぞんの話を読みたい方はこんなページもあります。
まとめ
だまされたと思って、強い気持ちで笑顔でいるとうまくいく、という話でした。
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