心 Spirit

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借金仲間へのエール-村上春樹『職業としての小説家』第2回より

借金があるとブルーになりがちですが、少し視点を変えて鬱っぽい気分から抜け出せそうな気持になる体験をしたので、書きます。オーディブル無料体験から入ってはまってしまったアマゾンのオーディブル。宣伝通り、何かをするとき、特に集中を要しない、体が覚...
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『なぜ今、仏教なのか』レビュー

私は理性や自分の考えに基づいて自分の取る行動を選んでいると思っていましたが、案外そうではないことを教えてくれる本があったので紹介します。大学で心理学や宗教学の教鞭をとり、現在はペンシルベニア大客員研究員である科学ジャーナリスト、ロバート・ラ...
体 Body

ウォーキングへの動機づけ

健康のために歩こうと思うけど、やる気が起きない。天候の悪さを理由に今日は歩かない。それが1日ずつ重なって、最初に決めた目標が、いつの間にか三日坊主で終わる人は、少なくないのではないでしょうか。人によっては、友達と一緒に取り組むことで、習慣化...
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心理療法のはじめに発達障害の視点

心理療法には多くの流派があります。どれを選択するかは、援助者、被援助者(援助を受ける人)が自由に選べばよいのだと思います。それでも、発達障害の視点があることが望ましいのではないかというのがこの文書を書こうと思った動機です。医療との違いすこし...
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『多動脳』レビュー

興味深い本を読んだので、3分で読めるぐらいに内容をまとめます。概略『運動脳』等多数の著書のあるスウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏が、発達障害の中でも目立ち、本人も周囲も困り感を持つADHD(注意欠如・多動症)について、クリエイティ...
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『アメリカは自己啓発本でできている』レビュー

自己啓発本ガイドブックイメージ私は自己啓発本と聞くと、少し惹かれるところがある反面、気恥ずかしさや反発を感じてしまうようなところがありました。自己啓発本と言っても様々なので、ひとくくりには言えないのですが、そのあふれる自己啓発本の海に漕ぎ出...
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祈りの力

試験を迎える受験生に対して親ができることはあまり多くないかもしれません。数少ないできるのことの一つ、それが「祈り」です。合格にもっとも寄与するのは本人の頑張りでしょうから、祈りの貢献度がどの程度かは分かりませんが、とりあえず我が家では子ども...
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『ユーザーイリュージョン―意識という幻想』

当サイト「マインドフルネス・瞑想でとらわれから抜け出す」の「雑念の仕組み」でも取り上げた『ユーザーイリュージョン―意識という幻想』という本をまとめてみます。本書の内容を強引に一言で言うなら、「意識が謙虚に自分の限界を認め、無意識と共存するな...
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精神の障害とイーロン・マスク

縁あって『イーロン・マスク』という本を読んだので、精神の障害と絡めて感想を残します。アスペルガー症候群イーロン・マスクは、自称『アスペルガー症候群』です。人の気持ちを共感によって理解できないために、努力して、学んで理解しようとします。アスペ...
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会いたくなったときにあなたはそこにいない

ハーバード大学で84年にわたって行われてきた「幸せ研究」で解明された、幸福で健康な人生を送るための鍵は「よい人間関係」でした(『グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない』)。しかし、よい人間関係を結ぼうと思っても、相手が存命でなけ...