心(Spirit)

心(Spirit)カテゴリーでは、心理学を中心に、日常生活や仕事の中での心の気づきや思索的・哲学的な内容を掲載しています。心理学の知見を活かし、自己理解や心の成長、内省に役立つ記事をまとめています。読む人が少し立ち止まって考えるきっかけを提供します。

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何も決められない夜に、決めなくていいことを決める

疲れているときほど、判断は重くなる早く決めないといけない。でも、考えがまとまらない。それでも今日中に結論を出したい。そんな状態が続くと、「何も決められない自分」が悪いように感じてしまいます。「決めない」という判断も、ひとつの選択「決めない」...
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何もしたくない夜に、まずやる一つのこと──気力が落ちた日の整え方

導入:疲れているのに休めない感覚一日を何とか終えた夜、特別な出来事があったわけではないのに、体も気持ちも、次の動きに向かえないことがあります。休んだ方がいいと頭では分かっている。けれど、かと言って寝ようとも思えない。何をする気にもなれず、た...
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『エッセンシャル思考』に学ぶ――無駄を量産しないためのライフスタイル

はじめにグレッグ・マキューン氏の『エッセンシャル思考』は、私にとって仕事観を揺さぶる一冊でした。続編の『エフォートレス思考』と合わせて読み進めるうちに、長年抱えていた「やめられない」「切り替えられない」「こだわりすぎてしまう」という自分の癖...
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スマホ時代の哲学――孤独とつながりのあいだで考える

1. 「つながりすぎる社会」は、心をすり減らすスマホを開けば、今この瞬間にも誰かが発信し、反応し、動いている。その便利さは確かに魅力的ですが、同時に「離れてはいけない」という見えない圧力も生みます。私自身、夜にSNSを眺めているだけなのに、...
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本当にやりたいこと――『スマホ時代の哲学』より

はじめに:立ち止まる瞬間に見える問い「自分が本当にやりたいことは何だろう」――。高校生のころから繰り返し頭をよぎってきた問いです。忙しさにまぎれて忘れていても、ふと立ち止まる瞬間に再び顔を出す。そのたびに、限られた時間の中で暫定的な答えを出...
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村上春樹の借金時代に学ぶ「好きなことを続ける力」-『職業としての小説家』より

借金があると気持ちが沈みがちですが、ある体験を通して少し前向きな気分を取り戻せたので、記しておきます。それは、村上春樹の『職業としての小説家』をAudibleで聴いたときのことです。オーディブルでの出会い無料体験から始めたAmazonのAu...
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なぜ今、仏教なのか――『なぜ今、仏教なのか』レビュー

私たちは、自分の考えや理性によって行動を選んでいると思いがちです。しかし、実際には「心が自分をコントロールしていない」瞬間が数多くある――。そんな現実を静かに示してくれるのが、ロバート・ライト著『なぜ今、仏教なのか』(ハヤカワ文庫NF)です...
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心理療法のはじめに──発達障害の視点をもつということ

心理療法について考え始めたとき、私自身が最初に戸惑ったのは「心理療法は、いったい何を目指しているのか」という点でした。医療のように明確な診断や治療手順があるわけではない。それでも、多くの人が心理療法に希望を見出すのはなぜなのか。その問いに向...
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『多動脳』レビュー ──「落ち着きのなさ」は才能かもしれない

はじめに仕事で、ADHD傾向のある子どもと関わる機会があります。数時間一緒に過ごすだけでも、「集中し続ける」ことの難しさや、周囲の大人が抱える負担を間近で感じることがあります。アンデシュ・ハンセン氏の『多動脳』を読んだとき、私はその子どもた...
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『アメリカは自己啓発本でできている』レビュー――自己啓発を俯瞰する「知の地図」

自己啓発の「海」を渡るための羅針盤「自己啓発本」という言葉に、どこか惹かれつつも少し照れくささを覚える人は多いでしょう。読むと元気になれる一方で、軽い印象を持たれがちな側面もあります。しかし、このジャンルを“ひとつの文化”として眺め直すと、...